2018年12月28日

Japanese Curry Awards! 2017<2>受賞店紹介

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では、厳選なる審査の上、決定された2018年のアワード店を詳しく紹介してまいりますよ。
私が行ったことのない店も含めて審査会での他の選考委員のコメントや、選考会での意見を参考に書いています。
今年も本当に素晴らしいお店ばかりですよ

Japanese Curry Awards! 2017

[メインアワード 10店] (五十音順)

◆anonymous(大阪・心斎橋)/ポンガラカリー(大阪・梅田他)

大阪におけるスリランカカレー/スパイスカレーの中心的存在の一人・黒田さんが手がけるお店。
夜のみ営業のバーで提供するスリランカカレー(anonymous)を出発点に、梅田駅すぐ近くにポンガラカレーを立ち上げたときもびっくりしたが、一気に赤坂/大手町と畳み掛けるように東京進出。どちらのお店もランチには行列が出来る大盛況。
anonymousでは尖ったスリランカカレーを提供する一方で、ポンガラで大阪の人に馴染み深いであろうビーフカレーをラインナップするなどマニア以外にもわかりやすいメニューにする一方で、複数のカレーを混ぜるスリランカカレー/スパイスカレーへの入口にもなっている。
私自身はanonymousは未訪問ではあるけれど、街の真ん中でポンガラのようなカレーが食べられる時代になったことは嬉しい限り。

エチオピア(東京・神保町 他)

昭和63年創業、今やカレーの街・神田神保町、そして東京を代表するカレーの名店。
「カレー粉」の味ではなく、しっかりクローブやカルダモンを感じるスパイス使いが特徴的で、いわゆる「スパイスカレー」的なカレーにここで初めて出会った人も多いはず。
閉店してしまった支店もあるけど、神保町の本店だけでなく御茶ノ水や高田馬場のお店も好調。
具材たっぷりでシャバシャバ、薬膳っぽさを感じるスパイスの効き具合。今食べても古さをまったく感じない旨いカレー
個人的にも思い入れのあるお店です

カレーハウス 11イマサ(東京・新宿)

乗降客数世界一の巨大ターミナル駅で50年以上にわたってカレーを提供するカレースタンド
同じ京王モールの中のお店もどんどん大手チェーン店に変わっていく中、変わらずあり続けるってすごいこと
単純なオペレーションが重要になるカレースタンドでありながら6種類のカレーソースと無数のトッピングがあるだけでなく、新メニュー・期間限定メニューにも積極的
今年は他の店では考えられない「背脂カレー」というジャンクメニューを生み出したりもしている
ある意味、今年のアワードのハイライトだと思う受賞店(他のところではノミネートすらされないでしょう)
個人的にはかつて西口の思いで横丁の入口にあったお店(スパゲティもあった)が懐かしいです。
そしていろんな味を試してみようと思いながら、ほぼ毎回、小学生の頃から頼んでしまう「ジャーマンカレー」を頼んでしまうのであった

クスム本場家庭料理(神戸・三宮)

神戸にありながらインド。味から接客から全てが現地スタイルのインド料理店
「本場」であり「家庭」でもある。この店名が象徴するようなお店
私は今年初訪問でしたが、ロティの追加とか何も言わずに持ってきたり、お店の子供が所狭しと遊んでいたり、いろんなところで和む本場感があります
料理はベジで食べ飽きない。これが家庭の味なんだろうなあ。

海月が雲になる日(石川・金沢)

金沢の古い建物でギャラリーと一緒に運営されるモダン・タイレストラン
加賀野菜などの地元食材を大胆に取り入れたタイ料理の数々はまさにここでしか食べられない料理
夜は数を絞った予約のみとなっていますが、ランチは気軽にタイカレーやタイヌードルが味わえます。
武家屋敷の残る町並みに溶け込んだお店に入るときから楽しく、お店の方のホスピタリティも高いので、満足感の高いお店

大衆中遊華食堂 八戒(大阪・東大阪 長瀬)

中華カレーの最先端。カレーマニアが日参する東大阪の中華料理屋で提供されるOsamu式カレー
付け焼刃の中華カレーも出てくる中、しっかりした中華料理の基礎の上に成り立っていて、エビチリなどの純粋な中華とあわせてワンプレートにしても違和感無く食べられる
大阪のカレー店は中心部と集中しており、はしごが可能な店が多いが、東大阪と離れているけど行く価値のある店

◆チャイハナ海花(大分・豊後高田市)
   (未訪問につき写真無し)
国東半島の昭和20年築の実家で、土地の食材を駆使したインド料理を提供する名店
日本の風土・食材・季節に合わせた料理は究極の地元密着型であり日本とインドの融合
数々の名店のシェフを生み出したアジャンタ出身
アジャンタ出身のシェフって皆さん独立してかなり個性的な活動をしながらも地域に密着している人が多い印象があります。
数年前から私の中の行きたい店ランキング第1位のお店ですが、国東半島の電車のないところで、なかなかいけないのですよ

negombo33(埼玉・西所沢 他)

レトルトカレー発売や姉妹店出店と何かと話題、埼玉のトップランナー
レトルトにもなった定番のラムキーマは花椒が香る絶品メニューだし、水曜日限定の野菜カレーは野菜の苦味やえぐみも含めてそのままの味を味わえる名作
このカレーが高円寺の姉妹店でも食べられるのは本当に嬉しいことではありますが、個人的にはこのお店に行くときは一緒にコーヒー豆を買うのも楽しみにしているので、西所沢にも行くと思う
別にマニアでない私の合い方が遠くても行きたがる数少ないカレー専門店でもあります

バンゲラズキッチン(東京・銀座)

カルナータカ州マンガロールの専門店というマニアックなお店ですが、開店から1年で大人気で銀座のエース格となった
築地から仕入れているという新鮮な魚介を活かすのも港町マンガロール料理らしさ
店主も研究熱心な方で日々アップデートされていくのも素晴らしい
デートにも使えるおしゃれインド料理

◆ラ・ファソン 古賀 (東京・代々木上原)
   (未訪問につき写真無し)
フレンチのお店で提供される最強のカレーソース「ソースキュリー」
卓越し技術をつかって和牛すね肉と何種類もの野菜から抽出したブイヨンがベース
店主のこだわりによる西洋料理とインド料理の融合は「欧風カレー」というジャンルを超えたオリジナル
私自身はこのお店の前身になるのかな「コム・シェ・ヴ」時代にいただいて以来食べていません
近いうちに食べに行きたい

[新人賞]
LEMONRICE TOKYO(東京・渋谷)

渋谷に登場したレモンライスのテイクアウト専門店
マニアックというかニッチなジャンルにあえて踏み込んだのはホフディランの小宮山雄飛さん
カレーやレモンライスの水準はもちろん、食べ方をプリントしたおしゃれな紙ナプキンを添えるなどセンスの良さが光るフレッシュなお店

[名誉賞]
ムルギー(東京・渋谷)

創業昭和26年、戦後の激動期ともに歩んできた歴史ある渋谷の名店。
数々の有名人も通い渋谷文化を支えるお店でもある
一番人気は「玉子入りムルギー」
雪山のようなライスの形を含め、店主は変わっても昔から変わらない
いつまでもそこにあってほしいお店

どうです
食べたくなったでしょ
ハズレ無しの名店ばかりなので、是非是非行ってみてください

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