2017年12月27日

Japanese Curry Awards! 2017<4>審査こぼれ話&雑感


さて、このアワードの審査員の末席を汚すようになり早4年目。
審査会にも毎年参加させていただいていますが、本当に数時間にわたってほぼカレーの話のみ。
興味のない人にはどうでもいいかもしれませんが、興味のある人には是非その場の雰囲気を共有させていただければ。

[順不同で書いていきますよ]

・ある審査員から、日本人が店主の新しい店が注目される傾向がある中、外国から来たシェフが長年日本で活躍していることがもっと注目されるべきではないか?との問題提起があり、全員が認識を新たにした上で審査に入ることになる
・現地のシェフが活躍する店として対照的な東西2店を選出
・西は神戸・ショナルパ。一般の人が想像するナンとリッチなカレーの最上級的な北インド・宮廷料理中心のお店
・一方の東は秋葉原・アールティ。対照的に「インド料理ってカレーとナンだけじゃない」ということを広めるお店
・他にも「チャミヤラキッチン」、「ダクシン」、「クスム家庭料理」、「ツナパハ」も高く評価

・名誉賞は過去3回インド系のお店になっている中、欧風カレーのアイコン的存在としてボンディに
・新人賞は圧倒的な存在感の魯珈に
・毎年議論が白熱する両賞が今年は比較的すんなり決まった

・前回の議論の中でわずかに受賞に届かなかった2店(カレーのチャンピオン、佐藤養助)が今回は受賞

・カレーうどんが昨年の香川に続き佐藤養助受賞となる一方、日本に根付いているカレー蕎麦(カレー南蛮)のお店が過去一度も対象となっていないことが来年への課題となる

・欧風カレーや洋食カレーと異なる本格フレンチ系のカレーについても日本独自のカレー文化として「ラ・ファソン古賀」「crony」が候補となるが、残念ながら受賞にいたらず

・大衆的なカレーライスという位置付けの「まんてん」「サカエヤ」も有力候補として議論されるが、こちらも残念ながら受賞にいたらず

・今回はいわゆるカツカレーのお店が有力候補にならない中、揚げ物カレーのダークホース「天重」が最終候補となる
・こちらも受賞にはいたらなかったが、かき揚げ天+しゃばしゃばカレー+先割スプーンという、食べてみないと想像できないジャンクな味わいは複数の審査員が評価

・上記に「」表記で出ているお店に加え「サンバレーホテル」「ネゴンボ33」が審査の中で「ファイナリスト」となった

・2年連続でアジアンハンター小林さん受賞説が出る

・毎年ノミネートされるものの未だ千葉・埼玉からの受賞店は出ていない
・また名古屋にはノミネート店すらなく、「カレー不毛の地」として再認識
(審査会の席上では話題になりませんでしたが、だ2014受賞店のエリックサウス、今年の受賞店のチャンカレは出店してますが)
・京都も受賞店が出ていない(ノミネート店は出ている)

・地域視点では帯広のインデアンは昨年からノミネートされていますが、DANCYUに特集されて「なんか後追いされちゃったな」との感想

・イミズスタンを代表する店としてのパークマサラ(もはや射水市ではないが)は今後に期待

・受賞云々は別として、アパ社長カレーについては実店舗化してしまうパワーは話題に

ということで、本当に楽しい会でした。
来年のJCAはイベントは春という説もありますし。

この記事へのコメント
ご無沙汰してります。
いつもブログ楽しく拝見しています。

コングの名前、
嬉しく拝見しました。
どんどん引き算して
おいしくなっているカレーの変化を
楽しんでおります。

Posted by shin at 2017年12月30日 08:22
shinさん

ご無沙汰してます。

コング、他の審査員の方にも興味を持ってもらっています
他にない店ですよね

来年もよろしくお願いします
Posted by 三吉 at 2017年12月31日 07:00
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