元々は「谷中芸工展」として町の人々の様々な作品や、職人技を体験できるイベントでした。
その取り組みは17年目。周囲にギャラリーも増え、現在は会場が100を越し、場所も谷中だけでなく、根津・千駄木・日暮里・上野桜木・根岸・池之端と拡大。昨年からは単なる「芸工展」として開催しています。
いわばす同時多発的、アート&町おこしイベントって感じでしょうか?
まあ私も名前しか知りませんでしたが、今年は私の相方が作っている帽子の展示会を根津のギャラリーでやることになったので、色々知ることになりました。
滅多に東京の東の方に行く機会がないので、昼からふらふらとうろついてきました。
芸工展のためかどうかは分かりませんが、平日の昼だというのに、谷中銀座あたりはかなりの人手です。
その谷中銀座のちょっと脇に少し変わったお店がありました。
お豆料理の専門店「Beans Kitchen」です。
外に赤い風呂敷が出ていることでもわかるように、ここも芸工展の会場の一つ。詩の朗読会やジンバブエの民族楽器・ムビラ(親指ピアノ)のワークショップ&ライブが開かれたりしているようです。
親指ピアノも興味はありますが、今日はカレーです。
江戸情緒が残る町並みの、昭和の佇まいのお店。
中に入るとカウンターの中には割烹着のお姉さんが。
「ありゃ、小料理屋に間違えて入っちゃったか?」と思うような感じですが、間違いありません。
お店は和風ですが、お料理はイスラエルやパレスチナの料理方を取り入れた菜食。
ちょっと不思議な取り合わせです。
メニューは日替わりで季節や仕入れによって変わりますが、だいたいカレーは置いてあるそうです。
本日のカレーは黒豆カレーです。
注文するとまずはサラダが出てきます。
生野菜の上に、2種類の豆の酢漬けとピンクペッパーを乗せたサラダ。
うまいです。
水の入った蕎麦猪口も和風な感じで良いですね。
カレーの方は大鍋でぐつぐつと煮込まれています。
四角いお皿に玄米と一緒に、黒豆から出た色素のためか黒茶っぽい色のカレーが出てきました。
和風な雰囲気のカレーは角のない優しいお味・・・じゃ全然ないじゃねーか!
西アジアの料理をベースにしているというカレーは、スパイスがばきばきにたっていて、どちらかというと攻撃的なまでのスパイシーさがあります。こりゃうまいっす!
やっぱり豆にスパイスってめちゃめちゃ合いますよね。
そうやって食べるとピクルス液がドレッシング替わりになっているサラダは、口直しとして最適ですが、こちらも酸味が強く、決して優しくはないお味です。
いや、何というか羊の皮をかぶった狼というか、和風のふりした西アジア風。
他の料理も食べてみたいなあ と思わせる料理です。
ただこちらのお店は日曜は休みで、基本17時までの営業。夜は6名以上で予約があったときだけ営業するスタイル。
なかなか平日の昼には来にくいから、好きそうな人をあと5人集める方が再訪への近道かもしれないなあ…。
<店の情報>
お豆料理の専門店 Beans Kitchen
台東区谷中3−11−18/03-3823-2406
日曜水曜休/11:00-17:00(夜は予約のみ対応)
http://www.beans-kitchen.com/
<今回のメニュー>
黒豆のカレー 1,050円

