浅草での間借り営業を終えていたカルパシが満を持しての再始動。

当面は土曜日22時に翌週の予約をメールで受け付けるスタイルで営業。
なんだけど22時丁度に届くメールだけで一週間のキャパを越えることもある大人気ぶり。
そんなこともあって私の訪問はオープンから4週目。
毎週違う地域の料理をベースにしたワンプレートを提供するスタイルで、本日はスリランカ。
実は浅草時代に1度訪問した時もスリランカだったんですよ。
我々は小上がりで頂きます。

いい感じに使い込んだ感じのちゃぶ台。
まずは一杯。

「超濃厚ヨーグルト酒」は全量ジャージー牛乳のヨーグルトを使ったというラッシーにも似た日本酒ベースリキュール。
私は赤ワイン割にしてもらいました。乳酸系がスパイスに合わないわけないです。
スターター。
「カツオのアンブルティヤル」と「柿のシンハラ・ピックル」

店主奥様の実家から送られてきたという富有柿がカツオとマッチ。
最初から期待が高まります。
そしてワンプレートは、スリランカの「rice & curry」

運ばれてきた時からワクワクですよ。

真ん中の「ベルワラ・ククルマス・ウェンジェナ」は南部の港町ベルワラのチキンカレー

パパドに隠れているのが「ワールマス・イスト」。ビネガーとマスタードを使ったポークカレー

「デビル・ダッロー」は黒胡椒と唐辛子の効いた辛いドライカレー

「パリップ」。ココナツミルクとレンズ豆のカレー

左上赤いのが「カッタ・サンボル」。赤唐辛子とドライフィッシュの辛い薬味
左オレンジは「ポル・サンボル」。ココナッツのふりかけ
緑が「コラ・マッルン」で青菜の炒め物。
黄色いのは「切り干し大根アッチャル」。酸味のあるお漬物。
一つ一つがしっかり旨いんだけど、混ぜて食べるとさらに旨いというマジック。
浅草で食べたのと同じメニューもあって、その時も旨かったんだけど、更に良くなった印象あり
食後のジェラートは柚子とポルキリとカラピンチャ。ポルキリ=ココナツミルク、カラピンチャ=カレーリーフですね。
カラピンチャをデザートにもってくるあたりも粋ですね。

私はサウスインディアンブラックコーヒー、相方はココナツミルクオレを一緒に。
もちろん大満足です。すごい旨いです。
当面はこの形式での営業になるようですが、カルパシのアラカルトも食べたいなあ、と思ったりもします。

これで正式稼働したら、すごい店になるんじゃないでしょうか?