今年も審査会の末席に加えさせていただいたJapanese Curry Awards
今年も素晴らしいお店が選ばれました
そんな珠玉の13軒をご紹介いたします
詳細は公式サイトを見てください
Japanese Curry Awards! 2020
[メインアワード 10店] (五十音順)
◆アアベルカレー (大阪・九条)
(未訪問につき写真無し)
大阪スパイスカレーの雄
ターリーにインスパイアされた副菜たっぷりで旬の食材を取り入れるスタイル
ミュージシャンでもある店主が作り出す調和のとれたスパイスカレー
◆ADI(東京・中目黒)
間借りから実店舗化したネパール料理店
ランチのダルバートやチャイスタンドと、夜のモダンネパールコースとの両方の顔を持つ
安価なネパール料理が大勢を占める東京で、豪徳寺OLD NEPALと並ぶ新しい波を作るお店になっている
◆idematsu(大阪・南森町)
(未訪問につき写真無し)
元フレンチシェフの作るフレンチと融合したカレー
最近多くみられる他ジャンルと融合したカレーの中でも尖った存在
◆OLD NEPAL TOKYO(東京・豪徳寺)
大阪ダルバート食堂の店主がスタイルを変えて東京で開いたのはm内装や器の一つ一つにもこだわりが詰まったモダンネパールのお店
コースもダルバートもアチャールもデザートも、正統派でありつつ現代日本的アレンジも加えられている
同時期に刊行されたレシピ本はネパール文化もしっかり紹介していて首尾一貫した姿勢も素晴らしい
◆KARLY(島根・松江)
(未訪問につき写真無し)
山陰地方初の受賞店
松江の町おこしにも貢献したいというお店のカレーはスパイスを効かせながらもマイルドで、毎日でも食べられる味
◆カレーの店 プーさん(東京・武蔵小金井)
小金井の地で創業40周年の名店
懐かしいカレーのように見えて、和出汁の効いたカレーソースで別調理の野菜を加えるあたりは、今はやりのカレーに通ずるものがある
古くて新しいカレーは幅広いお客さんに愛されるのが良くわかるカレー
◆SAVOY(兵庫・三宮)
(未訪問につき写真無し)
神戸の老舗的名店だが、昨年閉店の危機があったのだが、ファンの後押しもあり復活
家庭の味をベースにしたビーフカレーは神戸のカレー好きのソウルフード
◆ジョニーのビリヤニ(石川・金沢)
最近では説明不要になってきたビリヤニの専門店
冷凍通販のもスパイシーでレベルが高く、マニアも絶賛するし、興味はあるけどお店で頼むのはハードルが高いと思うビリヤニ初心者にも人気
(写真は冷凍カレーを私が盛り付けたもの)
◆堕天使かっき〜(大阪など各所)
大阪の青空食堂をホームとしながらも全国へ活動範囲を広げている
炊き込みご飯とカレーを調和させるという独特のスタイルを持ちながら、それにとらわれない新境地も開拓
「マツコの知らない世界」への出演も含め、自らのキャラクターも活かして、スパイスカレーの伝道師的役割も果たしている
◆ティーハウスMURA(東京・代々木)
17年ぶりの復活で今年最大のサプライズになったお店
店主が変わったとかではなく、これだけの時間を経て復活するお店って他にあります?
どこにも似ていないし、まったく古くもなっていないオリジナリティの高さは驚き
[新人賞 2店]
◆India Gate(京都・烏丸)
(未訪問につき写真無し)
新進気鋭の京都のビリヤニ専門店
インド的要素と和の要素を組み合わせたスタイルで、関西の出汁文化とも融合している
◆牧谿(東京・市ヶ谷)
インド料理と南方中華、さらに発酵を掛け合わせた新店
オリジナリティの高いスパイス料理とクラフトビールや個性の強い日本酒をあわせる飲めるカレー屋でもある
最近の新店はみな美味しいけど、ここまで個性のあるお店はなかなか無い
[名誉賞]
◆アジャンタ(東京・麹町)
現在各地で影響を与えている(そしてJapanese Curry Awardsを受賞している)シェフを輩出した名店
現在の日本のカレー文化ということを歴史的に考えたときに、素通りは出来ないお店
(写真は冷凍カレーのお取り寄せを自宅て盛り付けたもの)
ということで、いずでも間違いのないお店です
行ったことのない方は是非
というか私も行ったことのないお店が多いので、早く行ってみたいっす